ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井です。
「神様は信じたいんだけれども、自分は本当に信仰生活を続けることができるか自信がありません」。「洗礼を受けて教会員になっても、これからずっと毎週礼拝に通い続けることができるかどうか不安です」。もしあなたがそんな疑問を抱いているとしたら、あなたはたぶん相当責任感の強い人だと思います。ですから、私はそんなふうにあなたが信仰について真剣に考えてくださることをうれしく思うのですが。
ただ、私はできれば、あなたが信仰生活について持っている誤解を解いていただきたいとも願っているのです。なぜなら、あなたがもし信仰生活に入るとしたら、その信仰生活の責任者はあなた自身ではなく、神様だからです。
イエス様はあるとき弟子たちに「あなた方が私を選んだのではない。私があなたがたを選んだのだ」、と教えられました。この言葉は信仰とは神様が与えてくださるものであって、私たちが自分の力によって得るものではないと言うことを語っています。そして、その神様は私たちの信仰生活の主導権を取って、ずっと導いてくださるのです。だから私たちに大切なのは、私たちの信仰生活の責任者であるこの神様を信頼して生きていくことだと言えるのです。
聖書の言葉
「あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ」ヨハネによる福音書15章16節です。