あさのことば 2009年8月7日(金)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

今井 献(東京教会牧師)

今井 献(東京教会牧師)

メッセージ: 聖書

 いかがお過ごしでしょうか。東京教会の今井 献です。
 聖書を出版している日本聖書協会という団体があり、毎年出版事業の報告を出しています。その報告の中に、これまでに聖書が翻訳された言葉の数が載っています。今年の報告によると、旧約聖書、新約聖書が翻訳された言葉の数は、1,606、聖句など一部でも翻訳されたものを入れると、2,454の言葉に翻訳されているということです。
 しかも、毎年翻訳された言葉の数は増えています。

 世界中にどれだけの言葉があるのか知りたくなるとともに、聖書を翻訳しようとする熱心に驚きます。
 聖書は神の生きた言葉であり、キリストとキリストによる救いについて語ります。この神の言葉を信じてキリストを受け入れる人に、復活したキリストの命がもたらされます。聖書は、命をもたらす神の言葉ですから、翻訳事業には大切な意味があるのです。

 新約聖書フィリピの信徒への手紙3章10節以下に、次のように記されています。

 「わたしは、キリストとその復活の力とを知り、その苦しみにあずかって、その死の姿にあやかりながら、何とかして死者の中からの復活に達したいのです」。

 この聖句には、聖書の中心メッセージが教えられています。キリストを知るとは、知的に理解することではありません。キリストをまことの救い主として受け入れ、キリストを礼拝することを意味しています。
 そうすることで、復活の力とその苦しみにもあずかり、来たるべき時には死者の中からの復活に達するという人生の目標を見出すことになります。
 どうか聖書を手にとって読んでください。

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