いかがお過ごしでしょうか。草加松原教会の千ヶ崎基です。
今日も神様の御言葉に耳を傾けていきましょう。
ある時、イエス様はレビという徴税人と出会います。この徴税人は税金を集める人です。この仕事は、当時、良く思われてない職業でした。なぜなら、多くの不正をしている人が多かったからです。従って、たくさんの人たちから軽蔑の目で見られていました。
レビにとって、イエス様との出会いはとても嬉しい出来事となり、彼は自分の家にイエス様を招き、盛大な宴会を催し、歓びの交わりを持ちました。すると、当時の宗教家たち、ファリサイ派や律法学者たちは、イエス様の弟子たちに「なぜ、あなたたちの先生は、人々に嫌われている徴税人や罪深い人たちと仲良くしているのか」と質問しました。するとイエス様は、「医者を必要とするのは、健康な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためである」と言われたのです。
イエス様という神は本当に不思議な御方です。周りの人々が近づかない「重い皮膚病を患っている人」に近寄って触れられたり、明らかに嫌われ、軽蔑されている徴税人に声をかけられるのです。イエス様は、弱く、小さく、貧しい者たちとも、分け隔てなく関係を持とうとされます。それは、どんな人であっても、イエス様の眼差しから漏れていないということの現れです。イエス様は、あなたを愛する神として今日もあなたを招いておられます。