あさのことば 2009年6月11日(木)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

芦田高之(新浦安教会牧師)

芦田高之(新浦安教会牧師)

メッセージ: 信じられないほどの良い知らせ

 いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
 私の義理の父は、第二次世界大戦のとき、日本の陸軍の兵隊として、南方戦線、当時のビルマで敗戦を迎えました。そして敗戦後、連合軍の捕虜となって過ごしたのち、日本に帰る船に乗せられました。その時、「戦争が終わって、日本に帰られる」と思ったら、本当に嬉しかったそうです。でも、あまりにも嬉しい知らせだったので、船に乗ってもまだ信じられなかった、と思い出を語ってくれました。

 父にとっては、故郷日本に帰ることができる。これは、信じられないほどの良い知らせだったのです。
「信じられないほどの良い知らせ」と言いますと、聖書のメッセージがまさに、「信じられないほどの良い知らせ」です。
 私たちは、健康な人であれ、病気の人であれ、若くても、年老いていても、必ず、死にます。死そのものも嫌なものですが、愛する者を残して地上を去る。もう地上では二度と会えない。このことは、多くの人にとって耐え難い苦しみだと思います。

 そんな私たちに聖書は言っています。「わたしイエス・キリストは、復活であり、命である。わたしイエス・キリストを信じる者は、死んでも生きる」と。
 私たちは皆、一度死んで、地上を離れます。でも、イエス様を信じる者は、死で終わりではない。イエス様は御自分が持っておられる復活の力で、いつの日か、イエス様を信じて死んでいった者たちを永遠に生きる者として甦らせてくださる!これが、聖書が伝える「信じられないほどの良い知らせ」です。

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