いかがお過ごしでしょうか。江古田教会の風間義信です。
地図でキリスト教会を探しますと、十字架でその位置を示しています。イエス・キリストはその十字架につけられました。その時に大事な言葉を語られました。その一つが、
「あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる。」(ルカ23:43)です。
実は、イエス様が十字架にかけられた時、その両側に犯罪人たちも十字架につけられていました。でもこの時の二人には大きな違いがありました。一人は、「お前はメシアではないか」といいながらののしっていました。でも、もう一人は、そのことをたしなめ、「我々は、自分のやったことの報いを受けているのだから、当然だ。しかし、この方は何も悪いことはしていない。」として、「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください」と言いました。その人に対して、イエス様は「あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる。」と言われたのです。
人はいざという時に心の内にあるものが出てくるものです。私たちは何としてでも、与えられた一度きりの人生を生きるならば、あとの犯罪人のように言いたいものです。でもそれは最後だけというのではなく、毎日の生活をどのように生きるかが問われることでもあります。
傲慢な思いを捨てて、毎日、イエス様に覚えられていることを感謝して生きていく。その時、私たちの毎日はイエス様と共にある楽園となるのです。