ごきげんいかがですか。綱島教会の川杉安美です。
聖書の中に次のような言葉があります。
「神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ。」
これはイエス様がお語りになった言葉です。
神の御心を行う人は、イエス様の兄弟姉妹、家族になれるというのです。では、行うべき神の御心とは何でしょうか。それも聖書に書いてあります。
すなわち、ヨハネ福音書6章39節、40節
「わたしの父の御心は、子を見て信じる者が皆永遠の命を得ることであり、わたしがその人を終わりの日に復活させることだからである。」
ひと言で言えば、人がイエス・キリストを信じて救われるようになる、それが父なる神の御心だということです。ということは、「神の御心を行う人」というのは、イエス・キリストを知って、信じて、そうして救われていく、そういう人のことになります。
細かい規則の一つ一つがあって、それを行った、いや行えない、これは実行できた、これは実行できなかった、そんなふうにして、細々と神の御心を実行した、いやしてない、などと計るものではないのです。もちろん、一つ一つの教えを実行したいしそれを目指していきます。しかし人間は不十分ですし、失敗もするし、罪も犯してしまうんです。それでも、イエス・キリストを信じて救われよう、そのように願い、そのように目指していくならば、それは神の御心を行っていることになるのです。そういう人は、イエス様の兄弟姉妹となっているのです。