いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
あるプロ野球のピッチャーが現役引退後、プロ野球チームのコーチになりました。この方は、ピッチャーがバッターに打たれる時、どんなに孤独で辛いかをよく知りぬいておられました。だから、コーチになってピッチャー交代を告げるとき、自ら、打たれたピッチャーの所に行くことに決めたそうです。そして、一人きりでマウンドからベンチに帰らせないで、一緒にベンチまで歩くようにしたそうです。
苦しくて辛い時、私達は「一人ぼっちだ」という孤独感を味わいます。誰からも見捨てられて、一人で悲しみに耐えていかなければならない、というつらい思いを経験します。神様という方は、「そんな私たちに寄り添ってくださるお方です。」ちょうどあの野球のコーチのように、苦しい時、孤独な時こそ、一緒にいてくださる。それが神様というお方です。
苦しくて独りぼっちを体験する私たちに寄り添って一緒に歩いてくださる神。この神を「インマヌエルの神」と言います。「孤独な者と共に歩んでくださる。」そのことを、神様は私たちと同じ人間になって、私たちと一緒に歩んでくださることであらわしてくださいました。私たちと同じ人間になって、私たちに近づいてくださった「インマヌエルの神」。それが、イエス・キリストです。神様は今、イエス様というインマヌエルの神となって、あなたのそばに寄り添ってくださいます。