いかがお過ごしでしょうか。羽生栄光教会の村田寿和です。
新約聖書、フィリピの信徒への手紙第3章9節から11節にこう記されています。
わたしには、律法から生じる自分の義ではなく、キリストへの信仰による義、信仰に基づいて神から与えられる義があります。わたしは、キリストとその復活の力とを知り、その苦しみにあずかって、その死の姿にあやかりながら、何とかして死者の中からの復活に達したいのです。
神さまに、正しい者、義なる者と認めていただくにはどうすればよいのでしょうか。これは当時の大きな関心ごとでした。多くの人々は、神さまから与えられた掟、律法を守ることによってであると考えていました。神さまの掟を守るという自分の行いによって、神さまに正しい者、義なる者と認めていただけると考えたのです。
しかしパウロは、「わたしには律法から生じる自分の義ではなく、キリストへの信仰による義、信仰に基づいて神から与えられる義があります。」と語るのです。神さまに、正しい者、義なる者と認めていただく根拠は、自分の行いではなく、キリストへの信仰なのです。
神さまは、イエス・キリストを信じる者を正しい者、義なる者として受け入れてくださいます。その確かな証拠として、神さまはイエス・キリストを死から3日目に復活させられました。イエス・キリストを信じるならば、神さまは、あなたを正しい者、義なる者として受け入れてくださるのです。