ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井です。
あなたは毎日の生活の中でいろいろな心配事を抱えていませんか。そしてどうしたら心配事から解放されるのだろうかと悩むことはありませんか。実は私もよくいろいろな心配事を抱えています。「心配しても仕方がない、心配するのは止めよう」と思っていも、ますますそのことが気になって、さらに心配が深まることがよくあるのです。どうやら私たち人間は「してはいけない」と思ってしまうと、余計そのことが気になってしまう傾向があるようです。ですからこんな時には「心配をしてはいけない」と考えるのではなくて、むしろ「今、自分は何をなすべきだろうか」と考えた方が心配から解放される早道だと言えるのです。
イエス様は私たちに「明日のことを心配しないように」とアドバイスしてくださっています。しかし、イエス様は「明日のことは心配しないで神様にお任せしなさい」と言われるだけでなく、今日一日のことに私たちの心を向けるようにと教えてくださっているのです。このように明日のことを心配するために使っている時間を今、しなければならないことのために使うこと、これこそ私たちが心配事から解放されるための最善の方法だという事ができるのです。
聖書の言葉
「だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。」マタイによる福音書6章34節です。