いかがお過ごしでしょうか。仙台教会の吉田です。
今月は、待つということでお話をしてきました。しかし、待ち続けているのは、実は私たち人間だけではありません。聖書は、誰よりも神御自身が私たちのことを待っておられる、求めて続けておられると教えています。
罪を犯して愚かにも神から隠れようとした人間を訪ね求めてくださったのは神御自身でした。私たち罪人を求めて救うために、神の御子は自ら天の王座を捨ててまでこの世に降って来られました。「見よ、わたしは戸口に立ってたたいている」と言って、私たちがかたくなに閉ざしている心の扉を開ける日をひたすら待ち続けているのは、主イエス御自身なのです。
なぜでしょう。なぜ神様と言う方は、そこまでして私たちのことを待っておられるのでしょうか。それは神様が私たちの造り主だからです。そして、愛だからです。愛は、待ち続けるのです。
私たちを愛してやまない神様は、今年も来年も、いつまでも共におられます。皆様の新しい年の上に、この神様の恵みが豊かにありますように心からお祈りいたします。