いかがお過ごしでしょうか。仙台教会の吉田です。
今月は、待つということでお話をしています。
子供たちはクリスマスが近づくとソワソワし始めます。今年はプレゼントもらえるかなあ、サンタさんは来るかなあ、何をもらえるかなあと、わくわくキドキします。実は、本当のクリスマスの意味もそういうことなのですね。神様からのプレゼントを待つということです。
私たちは、自分の命でさえ自分で獲得したものではありません。思いがけず与えられる命ということがあります。もちろん子供がほしいと願って与えられることもあります。けれども、たとい親が望んだからと言って、常に与えられるとは限りません。また、自分のお腹の中の命でさえ、母親はどうすることもできません。命と言うのは、ただ与えられるものなのです。ですから、親も子供の誕生をただ待つ以外にはありません。
この何もできないちっぽけで無力な人間のために、神様は大きな命のプレゼントをくださいました。それが、イエス・キリストです。私たちを永遠に生かしてくださる神様の救いの命です。