おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
イエス・キリストはこんなことをおっしゃいました。
「わたしの父は今もなお働いておられる。だから、わたしも働くのだ。」(ヨハネ5:17)
イエスがこのことをおっしゃったのはある安息日のことでした。その日イエス・キリストは38年間も病に苦しむ一人の男をお癒しになりました。
そのことが原因でユダヤ人たちはイエスを迫害しはじめたたと聖書に記されています。なぜなら、モーセの十戒には「安息日には何の業もしてはならない」と記されているからでした。イエスのしたことは明らかに神の律法に違反しているというのです。
しかし、イエス・キリストはおっしゃいました。「わたしの父は今もなお働いておられる。だから、わたしも働くのだ。」
安息日は、天地万物をお造りになった神が創造の御業の完成を祝福して7日目に休まれたことに由来しています。ところが罪が支配し、神がお造りになったものが破壊されている時代には、神は休むことなく救いの御業を続けておられるのです。だから、イエス・キリストも救いの御業が完成するまではお働きになるのです。
神はあなたが救いの祝福にあずかって完全なものとなるまで救いの働きを続けて下さるのです。
それではきょうもあなたの上に主イエス・キリストの恵みが豊かにありますように。