おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
イエス・キリストはこんなことをおっしゃいました。
「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。」
「狭き門」といえば、選び抜かれた者だけが通ることのできるエリートの門と思われがちです。有名大学や一流企業の門は狭く、そこに入ことができる人の数は限られているからです。
イエス・キリストがおっしゃる神の国への門は選抜試験の厳しさを言っているのではありません。入ることができる人の数が決まっているので、あぶれる人が多いというのでもありません。そうではなく門が狭く、そこへいたる道も細いのでそれを見出す人が少ないのです。
それに対して、滅びへ通じる門は広いとおっしゃいます。目にとまりやすく、誰もがそこを通っているので安心しきってしまうのです。みんなが通っていくので、その後をついていけば大丈夫だろうと思ってしまうのです。しかし、大多数の人が行くからといって安心とはいえないのです。
「あなたの選んだ道は本当に大丈夫ですか」…イエス・キリストはわたしたちに問い掛けていらっしゃるのです。
それではきょうもあなたの上に主イエス・キリストの平安が豊かにありますように。