「ことば、こころ、いのち」2008年のほほえみトークのキーワードです。今年は、番組に新コーナーを作りました。「なみこのことばのレッスン」。番組前半でお話ししましたが、「言葉によって私たちの生き方が変わってしまう」ということ。語った言葉のように人は自分を育てていくということ、確かに毎日生きてる時間の中で感じることです。私の歩みの中でもそうです。人を傷つける言葉を聞いたとき、それが自分に直接言われているのではなくても、とても悲しいものです。聖書の中にも「口の言葉が御旨にかない、心の思いが御前に置かれますように。」(詩編19:15)と祈る、ダビデの言葉があります。
今朝早く電話が鳴りました。1週間前にお会いした方からです。冗談のようにお話ししてしまった言葉、相手に対して良かったのだろうか?と悩んでの相談のお電話でした。私はお話ししながらその方の神様の前に生きる真摯な姿に感動しました。神様は、私たちのすべてをご存じなのですから。神様を畏れて生きることの大切さを思います。畏れるとは「かしこまる」こと。家族関係の中でもそうですね。親に対して、夫に対して、妻に対して、日常の中で、今あまりに言葉が軽くなり、軽率な発言で悲惨な事件まで起こってしまうこともあるようです。
今日、何を私たちは見て、感じ、話すでしょうか?そのとき、どんな言葉で話すでしょうか?祈りの中に言葉を探すとき、神様が教えてくださることがあります。特に、怒りに心が爆発しそうな時、深呼吸し、沈黙し、語る言葉を捨てて、まず、神様に向かうこと。そこから私たちは知恵をいただけます。「ことばとこころを温かく」生きる2008年でありたいですね。今年もほほえみトークを聴いてくださるあなたからも教えていただきたいと思います。「ことば・こころ・いのち」を大切に生きる時間を神様からいただきましょう。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。くまだなみこ