いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
この一週間、「賛美する」ことについてお話ししてきました。今日は、「仲間と一緒に賛美する」ということについてお話しします。
約二千年前のことです。パウロとシラスというイエス・キリストの弟子たちが、イエス・キリストの福音を人々に伝えていたときのことです。ある町で、ローマ帝国の役人たちがパウロとシラスを捕まえて、鞭打ちの刑罰を与えた後、牢屋に投げ込みました。
真夜中ごろ、パウロとシラスは、何をしだしたでしょうか? 彼らは、賛美の歌をうたって神に祈りはじめたのです。
このパウロが、聖書の別の個所でこう私たちに勧めています。「詩編と讃美歌と霊的な歌によって語り合い、主に向かって心からほめ歌いなさい。そして、いつも、あらゆることについて、わたしたちの主イエス・キリストの名により、父である神に感謝しなさい」と。
一人では、とても歌う気分にはなれないという時があるかもしれません。でも、そばに一緒に賛美する仲間がいて、神様のことを話しながら、「それでも、やっぱり神様は素晴らしいねえ」と語りあう。語り合いながら、神様に向かって「あなたは素晴らしい」と歌いあう。そうすると、不思議なことに、一人ではとても歌えなかった気分だったのに、心の中いっぱいに、神様への感謝や喜びがあふれてくるのです。
キリスト教会とは、そんな歌いあう仲間たちのグループです。あなたもこの歌いあうグループに入るようにと、神様は招いてくださっています。