いかがお過ごしでしょうか。羽生栄光教会の村田寿和です。
新約聖書、ペトロの手紙一第1章8節、9節にこう記されています。
「あなたがたは、キリストを見たことがないのに愛し、今見なくても信じており、言葉では言い尽くせないすばらしい喜びに満ちあふれています。それは、あなたがたが信仰の実りとして魂の救いを受けているからです。」
このように記したペトロは、イエス・キリストを直接見たばかりか、3年間、弟子として生活を共にいたしました。しかし、この手紙を受け取った人たちは、直接キリストを見たことはありませんでした。けれども、ペトロは言うのです。「あなたがたは、キリストを見たことがないのに愛し、今見なくても信じており、言葉では言い尽くせないすばらしい喜びに満ちあふれている」と。
これは、今の時代に生きる私たちのことでもあります。私たちは誰も、キリストを直接見たことはありません。けれども、キリストを愛して、喜びに満ちあふれているのです。それは、私たちが天におられるキリストの霊、聖霊を与えられているからなのです。目に見えない霊において私たちはキリストに出会ったのです。あなたがキリストを愛し、キリストの言葉を聞くことを喜びとしているならば、あなたはすでに、魂の救いを受けていると言えるのです。どうか、教会の礼拝に出席し、その救いをより確かなものとしてください。