ご機嫌いかがですか。高島平キリスト教会の豊川修司です。
今日は、神さまを知るもうひとつの方法、すなわち、「あなたの人生のいしずえとなる聖書」についてのお話です。テモテ第二の手紙3章16節を読みます。
「この書物は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに導く知恵を、あなたに与えることができます。」
自然を見ただけで、神様について全てを知ることは出来ません。聖書という書物を通して、初めて神様が人間にしてくださることがはっきりわかります。
聖書は、人が平安であっても、悩みの中にあっても、生きている人間に必要なのです。なぜなら、神様を知らない人が幸せであり、平安だと思うのは、自分の力や努力で得たからだと考えるからです。逆に、悩んだり、苦しむ時は、その理由を他人のせいにしたり、自分の不甲斐なさを責めます。人間は、いつも自分の考えから出発しているので、安定した満足な答えは得られません。
聖書の神様は、人間が幸せであるときも、悩み苦しむときも、イエス・キリストを通して神様の恵みの中で生きる道を示してくださいます。聖書は人間を命へと導く神様のガイドラインです。たとえ、自分自身の考えが不安定でも、神様の教えは揺らぐことはなく、あなたの道を支えてくれます。是非、聖書を心に蓄えてください。