ごきげんいかがですか。後藤公子です。
あなたは死について考えたことがありますか。私は子どものころ、昨日まで元気だった親戚のおじさんが今日はもう動くことも話すこともできなくなり、冷たくなって棺桶に横たわっているのを見て、子ども心に死に対する恐怖感を抱きました。
死は生と同じように私たちにとって大きな問題です。私は高校生の時、教会で聖書に出会い、生きるということに解答を得ると同時に死ぬということにも解答を得ました。そのときそれまで抱いていた死に対する恐怖心がなくなったのです。
昨日、イエスさまを信じる者は永遠の命を与えられ、天に国籍をもつ者とされる、とお話ししました。聖書は死後の世界があることを明白に教えています。天国とは神が支配されるところであり、キリストを信じた者は、死んだ後、天国で永遠に生きることが約束されているのです。永遠の命は、いま与えられている肉体の命が永遠に続くことを意味しません。それは全く異なる新しい霊的な命であり、イエスさまを信じる者に与えられるのです。私たちの肉体の命には限りがあり、いつ死ぬか誰にも分かりません。しかしイエスさまを信じる者は、いつその時が来てもいいように、準備ができるのです。
イエスさまは言われました。
「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。生きていてわたしを信じる者はだれも、決して死ぬことはない」(ヨハネによる福音書11:25-26)。