いかがお過ごしでしょうか。江古田教会の風間義信です。
聖書の中にはその一言で聖書全体の教えをまとめたようなものがあります。たとえばヨハネによる福音書3:16「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」というのは、最も有名なものかもしれません。
今日ご紹介したいのは、使徒言行録13:38、39です。
「この方による罪の赦しが告げ知らされ、また、あなたがたがモーセの律法では義とされえなかったのに、信じる者は皆、この方によって義とされるのです。」
モーセの律法ではだめですなどと言ってしまったら、大変なことになってしまいます。実際このことを語ったパウロは激しい迫害にあったように、まさにこれは命がけのメッセージです。
そこまでしても語らなければならなかったのは、私たちは、規則のように記されている律法を信じることによっては救われません。だからこそ、この方と言われるイエス・キリストを信じることによって救われます。
それはこの方が私の代わりに律法をまっとうしてくださったので、できない私の罪が赦された、このことを信じることが求められています。この方と出会い、この方の身代わりによって罪赦されて生かされている、これこそ、聖書があなたに向けて語るメッセージなのです。