あさのことば 2008年7月23日(水)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

櫻井良一(東川口教会牧師)

櫻井良一(東川口教会牧師)

メッセージ: どのくらい熱心ならいいの?

 ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井です。
 神様を信じるときに、ある人はどれだけ熱心に信じれば自分は救われるだろうかと言う疑問を持ちます。つまり神様の設定されている合格ラインに達するためには、どれだけ熱心に信仰生活を送ればよいのかと考えるのです。
 この考え方の前提には救いには自分の側の努力が要求され、その努力を表現するものが信仰だと考えるのです。しかし、信仰は私たちが結ぶ努力の結晶ではなく、神様から私たちに与えられる贈り物なのです。

 救い主イエスは私たちに代わって神様のテストを受けてくださり、それに合格してくださいました。ですから、イエスは自分が勝ち取ってくださった合格資格を、私たちに一人一人に与えてくださるのです。イエスは私たちの心に神様の霊である聖霊を送ってそれを与えてくださるのです。この聖霊が今まで神様を信じることができなかった私たちに、神様を信じる信仰を与えてくださるのです。
 ですからもし、私たちが神様を信じることができるなら、それは私たちの努力ではなくこの聖霊の働きの結果です。そしてそのときこの聖霊は私たちに信仰を与えてくださると同時に救いをも与えてくださるのです。ですから私たちの信仰は、私たちが神様の救いを受けた証拠であるとも言えるのです。

聖書の言葉。
「すなわち、自分の口で、イエスは主であると告白し、自分の心で、神が死人の中からイエスをよみがえらせたと信じるなら、あなたは救われる」ローマの信徒への手紙10章9節

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