ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井です。
私の教会においでになる一人の婦人は毎週日曜日教会に出かけるとき、近所の人に声をかけられて「教会の礼拝に出かけて来ます」と答えると必ず「結構なご身分で」と言われるのだそうです。きっと近所の人は、教会の礼拝に出席するのが何かの道楽の一つで、生活に余裕がある人だけが行くものだと思っているのかもしれません。
ところで教会の礼拝に毎日曜日熱心に出席している人たちは、いったい何のためにそれをしているのでしょうか。礼拝に熱心に出席すれば、神様から何か御利益がもらえると言うのでしょうか。実は私たちが教会の行くのは、神様がそうすれば交換条件で何かよいものを与えてくださるからではありません。むしろ、私たちは神様に感謝するため教会に出席しているのです。神様は私たちに必要なものをすべて与えてくださいます。それだけではなく神様は私たちのために御子イエス・キリストをも与えてくださいました。そしてこのイエスによって私たちは永遠の命をもいただくことができたのです。
私たちが毎日曜日に教会に出席し、礼拝を献げているのは、この神様に私たちの喜びと感謝を献げるためなのです。この神様のすばらしさを知る私たちはそれをやめることはできないのです。
聖書の言葉
「自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。これこそ、あなたがたのなすべき礼拝です」。ローマの信徒への手紙12章1節