いかがお過ごしでしょうか。川越教会の木村香です。
今年の4月初めのことですが、わたしの教会の婦人が心臓の手術を受けられました。大動脈弁ですので、人工心肺を使う大手術でした。同じ4月の中旬にはわたしの姉が脳にできた腫瘍を手術しました。二人とも9時間に及ぶ手術でしたが、成功でした。
放っておくことのできない、命にかかわる病気から生還したという印象を持ちました。お医者さん、また医学はありがたいものだと強く思いました。
イエス様はご自分をお医者さんになぞらえておられます。「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。…わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである」、とおっしゃいました。イエスさまは、ご自分が罪人のためのお医者さんだ、と言われたのです。
聖書が、「あなたは罪人だ」というのをお聞きになって、あなたはいやな感じを持たれるかも知れません。でも、聖書はわたしたちの魂の奥深くを見つめているのです。わたしは、検診でコレステロールが多い、と言われました。自覚症状がないということ、つまりわたしが自分で大丈夫と思っていても、それは当てにならなかったのです。
罪ということについても同じです。わたしが判断して大丈夫、と放置しておくのは大変危険なことです。聖書は、罪は命にかかわる、魂の大きな病気だと言っています。どうすればいいのでしょう。お医者さんであるイエス様にかかることです。
専門医は、病気についてわたしよりも詳しいのです。
イエス様によらなければ治らない、しかしイエス様を信じてイエス様のところに行く人は、罪の滅びから救われます。命に生還することができるのです。