いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
アダムとエバの話をご存じですか? 神様がこの木からは取って食べてはいけない、と言われていた、いわゆる「禁断の木の実」を取って食べてしまったお話です。
アダムとエバが、神様のお言いつけに背いたのち、神様が、アダムにお尋ねになりました。「食べてはいけないと命じておいた木からどうして食べたのか?」アダムは答えました。「あなたが私と共にいるようにしてくださったあの女が、木から取って私に与えたので、食べてしまいました。」神様は、エバにもお尋ねになりました。「何ということをしたのか?」エバは答えました。「蛇がだましたので、食べてしまいました。」
アダムもエバも、素直に神様に「ごめんなさい」と言っていません。「ごめんなさい」と言えなくなってしまったのです。実はこれが、罪の大きな影響です。素直に自分の犯した間違い、失敗を認めようとせず、いつもほかの人のせいにする。だれかに責任をなすりつける。これが、罪人の大きな特徴です。他人ごとではありません。アダムが罪を犯してから、人はみんな自分の罪、失敗、間違いを認めようとせず、絶えず誰かほかの人のせいにしてしまう者になってしまいました。「ごめんなさい。」この言葉を心から言う事はとても難しいことです。
そんな私たちが、自分の罪を認め、神様と人に対して、真実に「ごめんなさい」と言える心を、イエス・キリストは私たちに与えてくださる方です。