芦田高之（新浦安教会牧師）

メッセージ： 子供はすごい

　いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
　今日は5月5日、子供の日です。子供たちが悪いことから守られて、すくすくと成長していく。これはみんなの願いです。

　イエス・キリストも、子供をとても大事にされました。ある時、イエス様のもとに、子供たちや乳飲み子たちを、その親たちが連れて来て、祝福してもらおうとしました。すると、イエス様の弟子たちはその親たちを見て叱りました。イエス様を煩わせてはいけないと思ったからでしょうか。
　ところが、イエス様はそんな弟子たちに対して怒られました。そして、子供たち、乳飲み子たちを呼び寄せて言われました。「子どもたちをわたしイエスの所に来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはでいない」と。

　子供たちは大人にはない能力があります。与えられるものを素直に受け取る能力です。大人になると、遠慮したり疑ったりして、与えられるものを素直に受け取るのが苦手になって来ます。しかし、子供、とりわけ赤ちゃんは素直に、人のお世話を受け取ります。遠慮せずにおしめを取り替えてもらいます。遠慮せずにミルクをもらいます。

　イエス様は、私たちに罪の赦しと永遠の命を与えてくださる、とおっしゃいます。子供のように、素直に手をさしのばして、イエス様が下さる救い、罪の赦し、永遠の命を受け取ってくださいますように。

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