お元気ですか。横浜中央教会の立石章三です。今週は教会とは何かということについて考えています。
教会とはキリストの体、私たちはその幹に連なる枝です。イエス・キリストはこう言われました。「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ」。
私たちは一週間の最初の日、すなわち日曜日に、復活のキリストに招かれて教会へ集い、この方を礼拝します。そしてそこで一週間を生きる元気と力を与えられ、そこから派遣されて世界へ出かけていきます。いわば教会の礼拝で魂に充電し、この世で働くエネルギーを与えられ、世の光としてピカピカと輝くのです。また神様が造られたこの世が、これ以上腐っていかないように、地の塩として防腐剤の役目を果たすのです。
教会は嵐の夜に輝く灯台の火のようです。また放射能の雨から身を守るシェルターのようです。この世は様々な腐敗と堕落で大荒れに荒れています。この世はお金がすべて、幸福になることが人間のすべてなどと、自己中心という台風が吹き荒れていて、私たちはこの波に飲まれてしまいそうです。そんな世の中で教会は誰の目にも分かるように立っていなければなりません。教会は戦う教会でもあるのです。
しかし、この戦いは勝利で終わります。なぜならこの戦いは私たちの力で戦うのではなく、キリストご自身が戦ってくださるからです。「ハレルヤ。救いと栄光と力とは、私たちの神のもの。その裁きは真実で正しいからである」。キリストの体なる教会に連なる私たちにも勝利の栄冠が輝きます。