いかがお過ごしですか。草加松原教会の千ヶ崎基です。今日も、神様の御言葉に目を向けていきましょう。
ときどき、「自分の人生には希望がない」と思えるような出来事が降りかかってきます。誰からも相手にされてないんじゃないか。見捨てられて、孤独の中を生きているんではないか。そんな気分になることもあるかもしれません。でも、本当に私たちは、自分の人生に希望が持てないような、独りぼっちの存在なのでしょうか。
決してそんなことはありません。詩編22編25節に、次のような言葉があります。「主は貧しい人の苦しみを決して侮らず、さげすまれません。御顔を隠すことなく助けを求める叫びを聞いてくださいます」。
「貧しい人」というのは、自分の心を開いて、神様のもとに駆け寄る人のこと。へりくだる人のことです。神様という御方だけは、神様のもとに駆け寄る者たちが発する苦しみ悶える声を決して無視されないのです。確かにその声を聞き届けておられるのです。
神様の助けの御手が自分から奪われていないことを信じている人の心には、必ず希望と感謝が溢れてくるようになるのです。