小堀　昇（いずみ教会牧師）

メッセージ： 御言葉を心に

　お元気にお過ごしですか。私は今週一週間、この番組を担当させて頂きます、横浜市旭区にありますいずみ会牧師の小堀昇と申します。どうぞ宜しくお願い致します。
　私は、高校時代にお世話になった牧師から、自分の年の数だけ聖書を通読しなさいと教えられました。今なら40数回通読していなければなりません。更にこれからもっともっと聖書に親しまなければならないと思わされます。

　さて、ケンタッキー州にありますリンカーン記念館で、最も人々の注目を集めるのは、彼が生涯読み通したボロボロの聖書だそうです。リンカーンは、聖書から力を受けて、次のような生涯を送りました。
　アブラハム･リンカーン、22歳で事業に失敗、23歳で選挙に落選、2年後の25歳の時に、再び事業に失敗。26歳で恋人を亡くし、27歳の時にノイローゼになり、34歳、37歳、39歳、46歳と、立て続けに選挙に敗れ、47歳の時には、合衆国副大統領選に漏れ、49歳、上院議員選挙に挑戦したが失敗しました。そして彼はこの様な経緯を経て、52歳の時に、第16代アメリカ大統領に選ばれたのでありました。
　彼の人生をここまで導いたのは、聖書の御言葉に他なりません。人生には、試練の日々が確かにあります。しかし、聖書の御言葉は、力強く、あるときは穏かに、あなたの人生を支え、導いてくれるのです。

　「聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ、人を教え、戒め、誤りを正し、義に導く訓練をするうえに有益です」（２テモテ3:16）。

このように聖書は言っています。どうぞあなたも日頃から聖書に親しんでください。聖書の御言葉があなたの人生を豊かに導いて行きます。それではまた御機嫌よう。

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