いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
私たち一家は、数年間、アメリカのミシガン州に住んでいました。その間、何度も長距離ドライブをしました。日本の高速道路のような道がアメリカじゅう張り巡らされていて、たいがい高速料金はいりません。何百キロ走っても、だいたい無料です。多くの高速道路が、一つの州から別の州に通じている高速道路ですので、道路の呼び名は、「インター・ステイツの何号線」といいます。
あるインター・ステイツを走っていると、気がついたら、別の番号の道を走っていることがありました。そうすると、もちろん、目的地にたどり着けません。だから、私は走っている最中、しょっちゅう、自分が今走っている道路の番号を、道路表示のサインで確認したものです。道路表示が現れるたびに、目を皿のようにして道路番号を確認しながら走りました。
私たちの人生も同じです。人生という道があるなら、最終ゴールがあります。死とその向こう側にある天国というゴールです。今生きている「この世」という州から、「死」という別の州を通り抜けて、更に死の向こう側にある「天国」という州に向かう「インター・ステイツ道路」を今、私たちは走っているようなものです。
天国という州にたどり着くためには、イエス・キリストというインター・ステイツ道路を走らなければなりません。このイエス・キリストという道路は、聖書という地図にはっきりと記されています。キリスト教会は、このイエス・キリストという道を紹介する案内所です。