いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
今日は信じるということについて考えてみたいと思います。信じるというと何かとても宗教的な感じをもつ方もいらっしゃるかもしれません。でも、私たちは、毎日いろいろな事を信じて、自分が信じた事柄に身を任せつつ、信じた事柄に賭けて、生きていると思うのです。
たとえば、今、私はこうして話していますが、この放送のスタジオがあるお茶の水まで、電車で来ました。私が住んでいる新浦安駅でJR京葉線東京行きという電車にまずは乗らなければなりません。私は、来た電車が私を必ず東京駅まで連れて行ってくれると、信じてその電車に乗り込みました。私の信じた事柄に自分の身を投げかける。その結果、私は、東京駅に着いて、また今度は中央線という電車に乗って、お茶ノ水まで来る事が出来ました。そこでもまた私は、自分が乗ろうとしている電車が、必ず自分をお茶ノ水まで連れて行ってくれると信じて、その電車に身を任せて乗り込みました。そして、その結果、私は今、こうして、このスタジオで皆さんにお話しすることができています。
私たちが神様を信じるというのも、電車に身を任せて乗り込むのと似ています。神様は、神様を信じて神様に従っていく者を決して裏切らない。必ず、最善の道に導いてくださる。神様とは、そういう方だと信じて、私と私の人生とをこの神様にお任せしてついていく。電車に乗り込むように、神様に信頼していく人生に賭けてみる。賭けた結果、本当に神様は生きておられることに気付かされるのです。