お元気ですか。新座志木教会の弓矢健児です。
以前、ある大学の研究室で中学生に対して、「死んだらどうなるのか」という質問をしたそうです。そうすると約50パーセントの中学生が「死んでも心は残っている」と答えたというのです。また、「死んだら無になる」という答えも50パーセント近くあったそうです。ですから、人によって「死んだら無になる」という考えの方と、「心は残る」と考える人は半々ぐらいだと思われます。
しかし、こうした問題は、そもそも科学では解明することはできません。なぜなら死後の世界は、科学的に観察したり、分析したりすることなどできないからです。ですから、死んだらどうなるのかという問題は、科学の問題ではなく信仰の問題なのです。
それなら聖書はこの問題にどのように答えているのでしょうか。イエスはヨハネ福音書11章25節でおっしゃいました。
「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。」
わたしたちの命は死んだら無になるのではありません。また、単に心だけが残るというのでもありません。イエスを信じる者は、永遠に神と共に生きることができるのです。生きている時だけでなく、たとえ死んだとしても、神と共に生きることができるのです。そのためにイエスは十字架にかかり、三日目に復活してくださいました。あなたはこの恵みを信じますか。