あさのことば 2008年1月2日(水)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

村田寿和(羽生栄光教会牧師)

村田寿和(羽生栄光教会牧師)

メッセージ: まことの安息

 ごきげんいかがですか。羽生栄光教会の村田寿和です。

 モーセを通して与えられた十の戒めの中に「安息日を心に留め、これを聖別せよ」という掟があります。その日は、いかなる仕事もしてはなりませんでした。奴隷も家畜も働かせてはならなかったのです。その根拠を聖書は次のように記しています。

「六日の間に主は天と地を海とそこにあるすべてのものを造り七日目に休まれたから、主は安息日を祝福して聖別されたのである。」

 神様が6日の間働かれ、7日目に休まれたように、人も休むべきであると聖書は教えています。お正月はこの安息日を最もよく体験できるときではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
 旧約時代、安息日は、週の終わりの日、土曜日でした。しかし、イエス・キリストが復活されてから、安息日は週の初めの日、日曜日となりました。神様は今も、私たちが安息日を心に留め、聖別することを求めておられるのです。聖別するとは、神様のものとして分かつということです。その日、一日を神様の日として、神様を礼拝して過ごすということです。私たちは普段、自分の好きなように時間を使うことができると考えがちです。しかしその日は、神様の時間に生かされていることを覚えるのです。そして、そこに人間の本当の安息があります。創造主である神様に自分の魂をゆだねるとき、私たちはまことの安息にあずかることができるのです。

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