おはようございます。石巻教会の白津景蔵です。
愛の讃歌としてよく知られているコリントの信徒への手紙第1の13章13節には「信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。」と記されています。
この「大」という文字は「小」、ちいさいと言う文字との対比に於いて、即ち相対的な意味で使われる場合と、比べるものがないと言う意味の絶対的な意味で使われる場合の二つがあることに気づかされたのであります。
一般社会で「大」という文字が相対的な意味で使用される例としては、宣伝文句やキャッチフレーズ、多くの流行語等をあげることが出来ます。
一方、絶対的な意味で使われる時の「大」と言う文字は何をさしているのでしょうか。その答えは聖書にあります。そうですね、最も大いなるものは愛だと教えていますね。この愛とは神の愛のことです。神は生きた人格を持った御自身の一人子キリストを通して私達に愛を示されています。キリストは罪人の救いのために十字架にかかり命を投げ打ってまでも私達を愛してやまなかったのです。このキリストにこそ最も大いなる愛の根元を見て取ることができるようにと、神はあなたをみもとに優しくひきよせて導いてくださっているのです。