今年は、「マリヤ」という映画が話題ですね。もうすぐクリスマス。今年は12月23日の日曜日がクリスマス礼拝です。洗礼を受けるリスナーの方々お知らせくださいね。もれなく素敵なラジオのプレゼントがあります。お近くの教会にどうぞいらっしゃってください。
聖書のクリスマス物語をもう読みましたか?ルカによる福音書には、受胎告知のマリヤのお話が出てきますし、野宿している羊飼いたちに救い主誕生が告げられる天使の場面も感動的です。マタイには、東方の博士たちのお話が出てきますね。でも、福音書の系図は苦手だ!という方々が多いのです。聖書の最初の1ページをやっと開いたけれど系図で嫌になったとよく聞きます。
ところが、私は今、この系図が慕わしく思えるようになっています。
実は今年、義兄が家系図を作ったのです。驚いたことに、その中にクリスチャンになった人たちが存在していたのです。「親戚にクリスチャンがいる?」これは今年神様からいただいた大きな喜びでした。
何も知らずに初めて教会を訪ねてこられた一人の姉妹。受付の名前「熊田」を見て「もしかしたら?」と思ったことからわかったというのです。何と不思議な神様のお導きでしょう。教会学校の子供たちの小さな繋がりが思いがけないことを知らせてくれるきっかけになりました。先日その姉妹とお会い出来ました。語り合いのひとときを神様がくださいましたが、本当に神様が働いてくださっていることを実感しました。いのちの繋がり本当に不思議ですね。
マタイによる福音書の最初の系図、救い主イエス・キリスト誕生の系図。読んでみるとここに救い主誕生までの深い神様のご計画があることを思います。聖書を知らなかったとき、ただカタカナの名前が並ぶだけの無味乾燥な系図でした。でも、救い主をお送りくださる神様の愛と恵みを思いながら系図を読めるようになって、不思議な変化を自分の内に感じるのです。女性たちタマル、ルツ、ウリヤの妻、そこに展開する物語。罪深い人間を深く憐れんでくださる神様を感謝しつつカタカナの名前を読むようになったのです。
さて、来週100回を迎える「小さな朗読会」2008年からは、「母と子の聖書」旧約物語を少しずつ朗読していくことになりました。新約物語は2002年から5年間かかりました。今度は?道が開かれましたから、すべてを神様の御手に委ねています。
12月の絵本「クリスマスの祈り」プレゼントもどうぞお申し込みくださいね。では来週、25日(火)は、いよいよ「母と子の聖書」新約最終章「ヨハネの見たまぼろし」です。お楽しみに。くまだなみこ