あさのことば 2007年12月26日(水)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

風間義信(江古田教会牧師)

風間義信(江古田教会牧師)

メッセージ: 罪から救うために

 ごきげんいかがでしょうか。江古田教会の風間義信です。
 イエス・キリストの誕生を祝うクリスマスをどのようにお過ごしになられたでしょうか。誕生日を迎えることは、また一つこの世で年齢を重ねることになり、それだけ、一人一人に与えられた命の重さを感じます。この誕生を祝うのであれば、それは回りの人がプレゼントをし、主役がおめでとうと祝われるはずです。ところが、クリスマスの場合はどうでしょうか。主役であるはずのイエス・キリストは祝われるどころか、人々にののしられ続け、遂には十字架に付けられて殺されることになってしまいました。

 しかし、このことは誕生の前から分っていたことでした。新約聖書の一番最初にあるマタイによる福音書の1章にその誕生の様子が描かれています。そこにありますように、イエスという名前はあらかじめそのように名付けなさいと教えられたもので、その意味は「自分の民を罪から救う」と言われています。
 十字架は何よりも、この罪から救うためのものでした。一年一年、いや一日一日と犯してしまう様々な罪、それを私たちは負うことが出来ません。だからこそ、キリストが十字架で負ってくださり、私たちを生かしてくださいました。

 私たちの命はみな、生かされている命です。私を生かすためにささげられたものがある、ここに気づくことによって、私たちはますます毎日生かされていることに感謝して行くことが出来るでしょう。

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