ご機嫌いかがですか。高島平キリスト教会の豊川修司です。
イエス・キリストは、今から2000年前に、イスラエル地方のナザレという小さな村に生まれました。母、マリアは婚約者のヨセフと結婚する予定でしたが、結婚生活を始める前に、おなかに赤ちゃんが宿ってしまいました。そこで、不安になったヨセフに神様が語った言葉が、マタイによる福音書1章20節です。
「ダビデの子、ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアのお腹の中の子は聖霊によって宿ったのである。マリアは男の子を産む。その名をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。」と記されています。
クリスマスは、多くの人たちが知っているように、イエスという男の子が生まれた日です。この方は、罪がないということを除いては、普通の赤ちゃんと同じように、お母さんのおなかから生まれてきたのです。しかも、神でありながら人間として生まれ、名前は、生まれる前から決まっていたのです。すなわち、『自分の民を罪から救う者』という意味を持って生まれてくるのです。
イエスという方は単なる一人の男の子ではありません。私たちの罪を救い、わたしたちと共に生きてくださる大変なお方なのです。この方の誕生を心から喜びたいですね。