いかがお過ごしでしょうか。川越教会の木村です。
どなたの作か忘れてしまいましたが、上方川柳に、「命までかけた女てこれかいな」というのがあります。何やつまらん、どんなにええ女かと思てたのに、と切って捨ててしまうのでは、毒がありすぎます。そういう冷たさではなく、ん、もう年はとって所帯じみてるけど、それなりに味が出てええ夫婦になってるやんか、という感じの、ほんのり暖かさがある、それが大阪のええとこや、とはわたしの解釈です。何を隠そう、30年以上も前になりますが、わたしにもそんな時がありました。奥さんは少年のような美少女(!)であったのです。この人のためなら死んでもいいと思い定めて結婚しました。心根だけは変わっていないつもりです。
まあ、わたしのことなんかどうでもいいのですが、あなたを愛して、あなたのためなら死んでもいいと言っておられるお方がいます。イエス様ですね。イエス様があなたにラブコールをしておられるのです。天国の主であるお方が一緒に住もう、と。聖書にはイエス様とわたしたちの関係を夫婦になぞらえているところがあります。
死んでもいい、ではなく、イエス様はあなたのために死んで下さったのです。あなたを罪の滅びから救うために身代わりの犠牲となって・・・。あなたのことを文字どおり「命までかけたひと」と言って下さるのです。
聖書をお読みします。「しかし、わたしたちがまだ罪人であったとき、キリストがわたしたちのために死んでくださったことにより、神はわたしたちに対する愛を示されました」。ローマの信徒への手紙5章8節です。