いかがお過ごしですか。草加松原教会の千ヶ崎基です。今週も、神様の言葉に目を向けつつ歩み始めたいと思います。
何かをしようとしたとき、途方もなく不安になったという経験はありませんか?明日は大切な試験がある。明日は大事な仕事がある。その他にも私たちの心に不安をもたらす出来事がやってきます。
昔、イスラエルの民が奴隷として苦しめられていたエジプトから脱出する際、モーセという一人の男性が立てられました。神様がモーセにその使命を言い渡すのです。しかしモーセは、「自分にはそのような資格は無い」、「自分にそんな大きな働きは出来ない」と神様に答えます。その時、神様は「わたしは必ずあなたと共にいる」と語られたのです。
日本にはたくさんの神様が祭られています。日本人の多くは、心に不安を感じたときに、それらの神々に助けを求めて、祈り願います。でも、それらの神様は全て本物なのでしょうか?
先ほどの神様とモーセのやり取りには続きがあります。神様はモーセに次のようにも言われました。「わたしはある。わたしはあるという者だ」と。本文の神様は私だけであるという意味です。神様は確かに生きておられます。神様は、本当に信頼できる御方なのです。このことを信じるとき、私たちは本当の意味で、様々な不安から解放され、一歩前に進み出せるのです。