ごきげんいかがですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
せっかくの休みなのに、体が疲れていて寝て過ごしてしまうことはありませんか。疲れにもいろいろあって、時には何もしたくない疲れに襲われることがあります。人生そのものに疲れてしまうことが起こるのです。私たちは自分の望みが破れる時、無力感に捕らわれ、生きることに疲れてしまうのです。そして、この疲れは栄養と睡眠を十分にとれば自ずと癒えるというものではありません。その人を立ち上がらせる確かな希望が必要です。旧約聖書イザヤ書40章には次のように記されています。
主は、とこしえにいます神
地の果てに及ぶすべてのものの造り主。
倦むことなく、疲れることなく
その英知は究めがたい。
疲れた者に力を与え
勢いを失っている者に大きな力を与えられる。
若者も倦み、疲れ、勇士もつまずき倒れようが
主に望みをおく人は新たな力を得
鷲のように翼を張って上る。
走っても弱ることなく、歩いても疲れない。
聖書は、主なる神に望みをおく人は新たな力を得、疲れないと教えています。神はすべての命の源であり、力の源であられるからです。この神に望みをおく時、私たちはそれぞれの人生の旅路を歩み抜くことができます。もちろん、心や肉体が疲れるということはあるでしょう。しかし、主なる神を礼拝するとき、私たちは新たな力を得、立ち上がることができるのです。