ごきげんいかがでしょうか。今週一週間、この番組を担当します江古田教会の風間義信です。どうぞよろしくお願いします。
残暑をしのぐために、こうしたらいい、あれが有効だといろいろなことが言われます。現代は様々な情報にあふれていますから、その中から本当に必要なものを見つけ出すことは大変です。多くのものが出ては消えていく中、多くの荒波にもまれつつ磨かれつつも続いているものには大きな価値があります。しかも、ただ継続しているだけでなく、立派な貢献をしてきたところにこそ、その価値があることでしょう。
このことは宗教についても言えます。キリスト教と言えば、イエス・キリスト、2000年前に誕生したと言うことで、そこから始まったと思われます。でも、新約聖書のペトロの手紙一 1:20 にはこのようにあります。「キリストは、天地創造の前からあらかじめ知られていましたが、この終わりの時代に、あなたがたのために現れてくださいました。」
聖書がイエス・キリストの現れを終わりの時と言っているほど、この信仰は世界の歴史と共に人々を生かし続けてきたものです。なぜなら、そこにはいつも、自分の力では拭うことの出来ない、罪の力があり、この罪からの解放こそ、人間にとってまことに価値あることだからです。
この素晴らしさを、現代に生きるあなたにも味わっていただきたいと心から願っています。