ごきげんいかがですか。綱島教会の川杉安美です。
イエス様は、十字架の死から3日目に復活なさり、弟子たちに現れてくださり、御自身が復活なさったことを示してくださいました。
しかし、弟子たちがそのことを報告しても、信じない人たちもいました。一人の典型的な例は、十二弟子の一人のトマスです。他の人たちが、自分たちは復活したイエス様と会った、ということを告げると、トマスは信じません。そして、実際に自分の目で見て、それから体に残っているはずの十字架の傷跡を確認してからでないと、信じない、と言い張ったのです。
しかし、そんなトマスに対しても、イエス様御自身は現れてくださり、教え諭しました。「見ないのに信じる人は、幸いである。」。つまり、実際に自分の目で見なくても、見た人の証言によって信じる、そういう人は幸いであるとおっしゃったのです。実際に復活したイエス様と直接の交わりができたのは、当時の弟子たちでした。
しかし、イエス様が天にのぼられた後は、直接交わりができた当時の弟子たちの証言を聞いて、それで信じることができるようになっているのです。今は、イエス様は天にいらっしゃいます。しかし、復活したイエス様と直接交わった人たちのことが、聖書に記されています。
ですから、今日の私たちは、聖書を通して、イエス様が復活したことを信じ、また、今天にいらっしゃるそのイエス様と、お祈りをしお交わりをするわけです。聖書を学んだり、お祈りをしたり、教会生活をしたり、そういうことはみんな復活したイエス様とのお交わりでもあるのです。
イエス様はおっしゃいました。「見ないのに信じる人は、幸いである。」。あなたにも、復活の主イエス・キリストとの出会いが起こるのです。