ごきげんいかがですか。綱島教会の川杉安美です。
絶望していたイエス・キリストの弟子たちが、イエス様の十字架の後、3日目にそろいもそろって、急に立ち上がった。そして、今度は殉教に至るまで、イエス様のことを伝えるようになった。それは、復活した主イエス・キリストと出会ったからだと、聖書は教えます。
しかし、復活ということを認めない人たちの中には、それは何かイエス様の幻を見たのではないかとか、あまりにもイエス様を慕う気持ちが、そのような信仰を生み出したのではないかとか、言います。
しかし、聖書にそのことはすでに書いてあります。復活したイエス・キリストと出会った弟子たちのことについて、「彼らは恐れおののき、亡霊を見ているのだと思った。」とあります。何も他の人たちが疑うまでもなく、当の弟子たち自身が、亡霊を見ているのだと思ったのです。それで、イエス様は、手や足を見せたり、一緒に食事をしたりして、確かに体をもった存在なのだとお示しになったのです。
それに、当時もキリスト教に反対する人たち、キリスト教を抹殺しようとする人たちが沢山いたわけで、弟子たちが、幻を見て「イエス・キリストは復活した」と言い始めたとしたら、お墓にある死体を示せば、すぐに復活は嘘だと言うことができたのです。「ちゃんと墓に死体が残っているではないか。」、弟子たちの言っている復活は嘘だと。しかし、誰もそれをすることができなかったのです。なぜなら、実際に死体がなくなっていたのですから。
やはり、イエス・キリストの復活は、幻や思い込みや、そういうことではないのです。イエス・キリストは今も、天にあって生きておられるのです。