小堀昇（いずみ教会牧師）

メッセージ： 小さなことに忠実に

　お元気にお過ごしですか。いずみ教会の小堀昇です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。

　主人が財産の一部を使用人に預けて旅に出ました。5タラントン預かった人と2タラントン預かった人は、それを精一杯運用して夫々に2倍に増やしました。所が1タラントン預かった人はそれを地面に埋めて主人の帰りを待ちました。帰ってきて、使用人の報告を受けた主人は、財産を増やした使用人の忠実さを褒めて、お金を地面に埋めてしまった人は追い出しました。

　大切な事は、その忠実さであって、その儲けた金額ではありません。主人は何処までも使用人の忠実さを評価しました。大切なのは忠実さであって、儲けはその結果です。
　私達は誰でも神様から、管理、運用する能力、賜物を与えられています。賜物は、人によって、特別な才能、健康な身体、財力、時間など、それは様々でしょう。しかし、それをどのように用いたか、神様の御前に清算する日が必ずやってきます。

　その時に私達は、どのような報告が神の御前にできるでしょうか。
　「ごく小さな事に忠実な者は、大きな事にも忠実である。ごく小さな事に不忠実な者は、大きな事にも不忠実である」（ルカ16:10）と聖書は言っています。毎日の生活を神様の御前に忠実に歩む者でありたいと思います。それではまた御機嫌よう。

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