お元気にお過ごしでしょうか。私は今週一週間、この番組を担当させて頂く、横浜市旭区にありますいずみ教会牧師の小堀昇と申します。どうぞ宜しくお願いします。
イエスは、福音を伝えるために弟子達と一緒に町や村を巡り歩きました。イエスの周りには、いつも病気の人、貧しさで苦しんでいる人、罪を犯した人など、多くの人が集まりました。そんな彼らをイエスは、「羊飼いのない羊」のようにご覧になって、心からかわいそうに思われて、手を指し伸ばしていかれました。彼らにとって本当に必要なことは、神を信じて救われる事でした。
「また、群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれた」(マタイ9:36)と聖書は言っています。
ここで深く憐れまれたと言われている御言葉は、英語で「heartbreak」、日本語で「断腸の思い」と言われている御言葉です。どちらも耐え難い悲しみを表す言葉です。イエスは、口先だけの、リップサービスの愛ではなくて、心からの愛を持って人々を愛して、あるときはその罪を許し、あるときは悪霊を追い出されて、あるときは人々の病を癒していかれました。そして、命がけの愛をもって、あなたのために十字架にかかって下さったのであります。「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」(ヨハネ3:16)。
イエスはあなたを、断腸の思い、それほどの愛をもってあなたを愛して十字架にかかって、あなたの罪を許して下さいました。
このお方を信じて、今日も歩んでまいりたいと思います。それではまた御機嫌よう。