ごきげんいかがですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
聖書は、「正しい者はいない。一人もいない。」と語り、全ての人は、神の御前に罪人であると教えています。わたしもあなたも罪人なのです。罪と聞きますと、もうそれだけで耳をふさぎたくなってしまうかもしれません。しかし、聖書の教えにはまだ続きがあります。
それは、イエス・キリストを信じるすべての者に与えられる罪のゆるしです。私たちがどんなに罪深く、汚れた者であっても、イエス・キリストを信じるならば、あなたは正しい者、きよい者として、神様に受け入れていただけるのです。なぜでしょうか。それは、イエス・キリストが、わたしたちに代わって、神様の掟に従い、神様の御心を完全に成し遂げてくださったからです。神様は、イエス・キリストの従順をわたしたちの従順と見なしてくださるのです。
先程、「正しい者はいない。一人もいない。」と申し上げましたが、実は一人だけ例外がいるのです。それが、イエス・キリストです。イエス様は、聖霊によって処女マリアからお生まれになりました。それは、罪のないお方として生まれ、私たちに代わって、神様の正しさを満たし、私たちの救い主となってくださるためであったのです。罪のないお方として生まれ、何一つ罪を犯さずに、十字架の死まで父なる神の御心に従い抜かれた、このイエス・キリストに、わたしたちの希望がかかっているのです。