ごきげんいかがでしょうか。江古田教会の風間義信です。
今日は憲法記念日の祝日です。憲法は国の最も基本的な、また最も大事な法律です。それだけに、これを改正しようとしても、他の法律のように簡単には出来ないようになっています。だからといって、どんなに立派な憲法であったとしても、完全で全く誤りのないものではありません。それだけに、その時代の人の声や流行によって左右されがちです。
けれども、重要なものであればあるほど、それが確かな基準である必要があります。この番組でお伝えしている聖書は、「キリスト・イエスへの信仰を通して救いに導く知恵をあなたに与えることができます」(2テモテ3:15)と言われるものです。聖書は66の作品から成り立っており、一番あとに書かれたものでも、今から1900年以上も前のものです。世界と言っても今の全世界とは違ってまだまだ限られたものですし、言い回しも古い響きもあります。
けれども、聖書は時代も地域も超えて、人々を根底から生かす言葉として、今日まで変わることなく伝えられてきました。それはいつの時代でも、どこの人であっても必要な罪の赦し、これを教えているからです。この「救いに導く知恵」こそ、神が聖書によって昔も今も永遠に与えてくださる私たちの生きる基準となるものです。この確かな言葉をしっかりといただく毎日を送っていただきたいと願っています。