お元気にお過ごしですか。私は今週一週間、この番組を担当させて頂きます、横浜市旭区にあります、いずみ教会牧師の小堀昇と申します。どうぞ宜しくお願いします。
詩編23編は、世界中の人々に愛されて、親しまれて来た有名な御言葉です。この御言葉で絶望の淵から立ち上がった方もおられるでしょう。
ここには、神様とご一緒する人生がどんなに素晴らしいものであるか、その事が記されております。丁度、母親の手に抱かれる赤ん坊のようです。
「主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない」(詩編23:1)。
「欠けることがない」(1節)、これは、不足がないとか、今の状況で十分に満たされている、そういう意味ですが、これは正に、母親のもとで安らいでいる子供の姿を思い浮かべさせるのです。 勿論横を見ればきりがありません。もっと豊かな人は沢山いるでしょう。たとえ神を信じていても、将来多くの困難があることは予想されます。しかし、ここには、親がいれば大丈夫、その都度足りない物は親が満たしてくれるそういう安心感に満ちています。
他の人と比較して、誰よりも豊かになる事を求めていたのでは、いつまでたっても、本当の満足、本当の喜びは得られないでしょう。大切な事は、神様を見上げる事です。そこから、本当の平安が与えられるのです。
今日も神様を見上げて歩んでまいりましょう。それではまたごきげんよう。