おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
今朝は旧約聖書詩編の第135編1節の言葉です。
「ハレルヤ。 賛美せよ、主の御名を 賛美せよ、主の僕らよ」
この詩編は「ハレルヤ」という言葉ではじまり「ハレルヤ」という言葉で終わる詩編の一つです。「ハレルヤ」とは「主を賛美せよ」という意味のヘブライ語です。賛美に始まり賛美に終わる詩編です。
この詩編の作者が主でる神をほめたたえるのは、「主は大いなる方」であり、主は「どの神にもまさって大いなる方」だからです。「大いなる」とは、具体的には救いの歴史の中で「何事をも御旨のままに行われる」お方だからです。
聖書という書物全体は、この主である神の救いの歴史を書き記したものです。この書物を通して後の世の人々も聖書の神の御業の広さ、長さ、高さ、深さを味わうことができるのです。
この詩編の作者は私たち一人一人に呼びかけて、この聖書の神をほめたたえるようにと招いています。聖書の神はただイスラエル民族一つの神なのではありません。救いの歴史を通して、誰もがこの神の救いに与って、神の御名を心からほめたたえることを神は望んでいらっしゃるのです。
それではきょうもあなたの上に主の平安が豊かにありますように。