おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
今朝は旧約聖書詩編の第119編33節の言葉です。
「主よ、あなたの掟に従う道を示してください。 最後までそれを守らせてください。」
何事でも最後まで成し遂げるということは大切なことです。途中で放り出してしまえば、今までの苦労も無駄になってしまいます。とりわけ信仰の道を歩むと言うことは、途中でやめる可能性も考えに入れながらスタートするものではありません。いったん神の道を歩みだしたならば、生涯の終わりまで信仰の道に踏みとどまることが前提です。
しかし、信仰を持ちつづけることは人間の決心と熱心にすべてがかかっているというわけではありません。絶えず神の言葉によって教えられ、神の言葉に導かれるのでなければ、信仰の道を歩みとおすことはできません。どんなに立派な決断をしても、神の言葉に耳を貸さなければ道から迷い出てしまいます。
この詩編作者は一生涯、信仰の道を歩もうと、神の言葉を熱心に求めています。神の御心に従って最後まで歩むことができるようにとこころから願っています。
神の言葉、聖書の言葉に導かれるときに、わたしたちは最後まで信仰の道に留まることができるのです。この恵みに与ることができるように、あなたもぜひ聖書の言葉に耳を傾けましょう
それではきょうもあなたの上に主の平安が豊かにありますように。