あさのことば 2006年12月13日(水)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

小堀昇(いずみ教会牧師)

小堀昇(いずみ教会牧師)

メッセージ: 十字架にかかるために

 お元気にお過ごしですか。いずみ教会の小堀昇です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。

 キリスト教の本質は何かと問われれば、私は即座に十字架であると答えるでしょう。

 ある本の中に、次のような話があります。
シリヤの国の大男が、真の神に仕えたいと思い、真の神に出会うために、ある翁の薦めに従って、川岸で、旅人を向こう岸に運ぶ仕事しながら出会いを待つのです。
 3年が過ぎたある大嵐の夜、一人の少年が向こう岸に運んでくれと、頼みます。何も、こんな嵐の日にとは思いますが、いつものように、肩に乗せて、川の中頃に差し掛かると次第に重くなって、耐え切れずに、沈むのではないかと、死を覚悟するほどでありました。やっとの思いで、向こう岸に渡りきりますと頭上に金の光を帯びた少年の声を聞きます。「あなたは、今夜世界の苦しみを担ったキリストを背負ったのだ。」、その少年こそ、キリストだったのであります。人としてお生まれになり、全人類の罪を背負われた、御子の御苦しみの一端を、この男は味わったのでした。

 「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」(ヨハネ3:16)。

 もうすぐクリスマス、イエスは、この十字架にかかるために、クリスマスの日に、この地上にお生まれになりました。どうぞ、あなたもイエスキリストを心にお迎えしてクリスマスをお過ごし下さい。あなたの人生は必ず変わります。それではまた、ごきげんよう。

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