いかがお過ごしでしょうか。上福岡教会の門脇陽子です。私は5年生の頃、友だちに誘われて教会学校に通い始めました。
まもなくして、新約聖書とこどもさんびかを買いました。その日、家に帰ると、こどもさんびかの1番から最後まで、夢中になってピアノでメロディーをひき通しました。
こどもさんびかの中でも一番好きになったのが「主われを愛す」です。「しゅわれを愛す しゅは強ければ われよわくとも おそれはあらじ わが主イエス わが主イエス わが主イエス われを愛す」
私は怖がりで臆病な子どもでした。かぎっ子だったので、毎日、学校から帰ってくると、自分でかぎを開けて、誰もいない家に入らなければいけません。家に入って2階の自分の部屋に上がるときも、ちょっとどきどきします。そんなとき、よく「主われを愛す」と口ずさみました。私は弱いけど 私は一人じゃない イエスさまがいてくださる だからこわがらなくていい――。歌っているうちに、元気と勇気がわいてきたものでした。
子どものときだけではなく、大人になって立派なオバサンになっても、やはり私は弱く無力です。しかし力強い主が共にいてくださるとは、何と幸いなことでしょう。子どものころから今に至るまで導いてくださった主に感謝して、4日間のお話を終えたいと思います。